世界が二つ在ったなら
1章☨ゲシュタルト崩壊




「ねぇ、梨乃って何考えてるかわかんないよね。」





すべてはその一言から始まった。





彼女は、私の知り合いだった。


私の友人だった。





親友なんて言えない。





そこまで深くは無いけど。


少なくとも




友人だったとは思う。




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