pure love

epi11

期末テストも終わり、懇談会の季節になった。今日から、4日間は半日授業。
授業が終わればみんなで、スーパーまで行き買い弁をしてそれを食べて部活に行く。この時間が私は大好きだった。

この四日間で私は13歳の誕生日を迎える。亮太は私の誕生日を知っている。

だって、付き合ったときに誕生日の話をしたから。彼は覚えているだろうか。

誕生日プレゼントをもらえることを期待していないと言えばウソになる。

亮太におめでとう、その一言だけでもほんとに嬉しいんやろな。

「何、ニヤニヤしてんの?」気づけば、目の前に夏の顔があった。
「うわぁ!びびるわ」

「いやーえらいニヤニヤしてるから。どーせ亮太のこと想像してたんやろ?」
「想像てなんの想像やねん!」

「さあー?」
「もー想像なんかしてないって!」そう言いながら夏の背中をばしっと叩く。

「いって!暴力反対!あっ、うわさをすれば亮太」亮太が向うの廊下から走ってくる。

「亮太―!」琴音が亮太の名前を呼んだ。

「おー大野!ってゆーか陸部軍団!愛海のことよろしく!今、原田とおにごっこしてるねん!だから喋りたいけどごめーん!部活がんばれ」それだけ言って亮太は去っていった。

「なんなん?愛海をよろしくって」
「んーよくわからん。」

「しかも、おにご二人でしてるん?アホやな、やっぱ。」私を含む陸部女子6人が頷いた。
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