キミとアタシ。
それに、ユウキのことだからキス以上のことをしてくるだろうし。


「…秋香、他に男出来た?」


「は?」


「嫌がってるだろ?」


まぁ、嫌がってますけど。でも、そんな泣きそうな顔であたしを見ないで。


「…本当にお姉ちゃんがいないから…」


「…分かったよ」


そう言って、駅へと向かっていくユウキ。


…何なのよ、あたしが悪いんじゃないのに。


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