人間になりたかった向日葵


「向日葵、君は人間になりたいのか?」



私は大きくうなずいた。



「じゃあ、お前が枯れるまでの間だけ人間にしてやろう」



え、本当…?



私は、自分でもわかるぐらい、だんだん笑顔になっていくのがわかった。



「ただし」



神様が付け足した。



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