不器用な僕等の唄を

体育以外、殆ど満点なのだけど!

目を見張る。

それに比べ…私の成績は…。

ため息を吐く。

「平均、乃至、以下。」

高橋の真似をした。

階段から足音がして、そっちを見ればお姉ちゃんが立っていた。

「あ、ただいま…。」

通知表を勝手に見てしまったので、なんだか罰が悪い。

「葛さんは?」

「お醤油、買いに行ったよ。」

「…ねぇ。夏バテに効く食べ物知らない?」

黒いVネックの長袖Tシャツが重そうに見える。

長袖だからか、それとも見える腕が白すぎるからか。



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