君に恋した日
「西松。バカじゃないの。直人のもの奪って何が楽しいのよ!あんたはあんたなんだよ!西松は西松!直人は直人なんだよ!アホーーーーーー!」


あー。スッキリした。
それぐらいは分かれよ。


あたしはスカートについはホコリをとった。
そして、



「あたしは直人が好きだから。なにされたって構わない。直人があたしを愛してくれるなら。」



「美加子。やっぱり兄貴なのかよ。」



「ごめん。直人だから。」



「わかった。ごめん。」
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