濡れた体温ごと奪って
夜寝静まる頃、私はベッドから体を起こし寝室を後にする。
翔ちゃんの寝てるリビングへ入ると、ゆっくり一歩ずつ歩みを進めて行く。
今まで経験した事ないぐらい、胸がドキドキと高鳴って行く…。
もう…これが最後になるかもしれない…。
翔ちゃんが私に触れてくれなかったら…私…傷つくかもしれない…。
翔ちゃんに…軽蔑されて…今よりもっと…二人の溝が大きくなるかもしれない…。
だけど…私…。
このままじゃダメなんだよ…。
今のままじゃ…ダメなんだよ。