濡れた体温ごと奪って



だけど無理…こんな事平気でする翔ちゃんなんか…みたくない。


昔の翔ちゃんに戻って欲しい。




「…翔ちゃん……また違う女の人連れて…本当毎日よくやるよね。刺されない様にね」




私は翔ちゃん達を追い越して部屋の前に着くと、思っている事を二人に聞こえる様に言って部屋へと入った。


言っちゃった。


だって…本当の事だし…私、嘘ついてないもん…。


< 52 / 259 >

この作品をシェア

pagetop