青春☆スレイヤー



「…大人、なんだな……」



「え?僕が大人?」


「えっ!?あ、その…なんでもないんだっ」



心の中で思っていたことが、つい口からでていたらしい。




「はは、神威くんて面白いな。


…僕は大人なんかじゃないよ。ただ…諦めやすい、というか。

……薄情、に近いから」



「そ、そんなことねえよっ!!


神田はいい奴だ。…神田が薄情なわけない」



気弱そうに笑ってから「ありがとう」と言った。



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