繋いだ手
「ん??何?」
「好きな人いんの??」
「いるよ!」
「告んないの?」
「告るのは、卒業式かな??その前に告ってくれたら、助かるのになぁ・・・でも、そーゆうわけにいかないよねぇー・・・」
「その人ってかっこいい?可愛い??」
「かっこいい」
本人になんで、「いるよ!」とか、「かっこいい!」とか言ってんだろう・・・
「そっか。てか、なんで5月の始めなのに、プール開いてんの?」
「あっ・・・ここ、晴先輩のおじいさんのプールだから!!今日暑かったから、来たかったんじゃない??」
「金持ち??先輩。」
「金持ち☆でも、家普通の一軒家だよ!!!でも、家の中入ったことないけどね・・・」
「へぇー・・・いいなっ!今度、羅夢ンチ行っていい?隼人と梓紗と!!」
「えっ??いいけど・・・なんで?」
「見たいから!!隼人ンチは行ったことあんだけど、梓紗ンチを羅夢ンチ行ったことねぇーんだよなぁ・・・」
「そっか!いいよ。」
急にどーしたかと、思った笑
「今何時・・・??」
「えーと・・・4時50分。」
「ありがとな。俺、見えるんだけど、メンドイんだよなぁ・・・」
「ウケる!!!!!」
「そうか??」
「うん!!」
だって、時計見んの、メンドイとか、ヤバいもん!!!笑
「泳ぎで、競争しようぜ?」
「いいよ!!!負けないから!!」
「もし、羅夢が負けたら、アイスおごれよ!あの、たっけぇーの!」
「あの、300円の!?んまぁーいいよ?」
「俺が負けたら、誰かに告るから!!!」
「分かった!」
誰かって誰・・・??もぉーー!!!!!こうなったら、本気出す!!!!!!
負けさせる!!!!翔斗には悪いケド!!!!だって、告る相手もしかしたら、本命かもしれないもん!!!!!!!!!
「よーーーーーい。スタート!!!!」
負けてる!!!!!ヤバッ!!!!!!よっしゃぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!






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