桜の咲く頃 ~君に~


ナンパされて


家に入れられて


抱かれて


1晩すごし


朝になって


街に出て


夜になると


ナンパされる。


それの繰り返しの日々が続いた。


自分でもよくそんなことが続けられたと驚いた。


体も心もボロボロで、


何のために生きているのかさえも分からなくなっていた。


どんな男に抱かれても何とも思わず


心がどんどん冷えていった。


どこへ行っても


心が温まることは無かった。



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