涙の宝器~異空間前編
嘘だろ……
これってあれかよ………
俺がこの本大会へ出場した理由がそこにあった。
意識不明で重体の麻衣を救い出す事。
つまり、今またリアルに同じ事が繰り返されようとしていたんだ………
しばらく経つと俺の体はゆっくりと金縛りから解放されていた。
俺はすぐさまビルの屋上を目指した。
ドガン!!!!
俺の体は爆音と共に弾き飛ばされた!!
「……いっでぇ」
一瞬、自分でも何が起こったのか全く理解できていない。