涙の宝器~異空間前編
到着−−−−
(んっ…う……)
眩しい……
意識が朦朧(もうろう)としていた。
なにやら異常なほどのざわめきや歓声。
俺は……?
しばらく経つと意識がはっきりとし始めた。
上をみると秋の空。
なぜ秋だと分かる?
空から降りしきる幾つもの紅葉たち。
太陽の陽射しを隠さんとばかりに、俺たちの元に舞い落ちていた。
『俺たち』の元に!
俺はとうとう、あの本大会のメイン会場に戻って来ていたんだ!!