涙の宝器~異空間前編
別にそれはそれで構わない。
これで俺はお前らの何でもなくなったわけだ。
やはり賭け金が一番多く投じられているのは、ランキング一位の宮辺原 哲章だった。
確かに奴ならこの四百メートル走を制することができるかもしれない。
だが、そういうわけにはいかない!
ここで勝つのは俺だ。
こんなことを言ったらまたコケにされるだろうが、そんな事は関係ない。
俺は勝って…………
取り戻すんだ!!!!
誰かが俺に近づいてくる。