涙の宝器~異空間前編
そこに先ほどの鍵を差し込み右に回した。
するとボタンやなにやらが出てきた!
男は暗証番号を入力するように、エレベーターのボタンを押していった。
入力が終わると、またシステマティックな音がピコピコガチャガチャと鳴った。
仮面男に吊られて俺も体を後ろに向ける。
突然小さな鏡が数十個出てきて一つになったんだ!
鏡は人一人の全身を映し出す大きさになった。
男は俺に言った。
「この向こうに行ったら、受付に歳老いた婆さんがいる」
「はい」