キスして
教室に入るとワイワイとしていた。
元は男子校だったため、男が7割を占めるこの高校。
クラスは学ランだらけだった。
ところどころにいるセーラー服。
席がわからないわたしは、とりあえずトイレに行こうと思い教室を出ようとした。
「もしかして、クリスティアーノさん?」
後ろを振り向いた瞬間に女の子の声が聞こえ、また教室の方を見た。
「やっぱり?ハーフの子がいるけど風邪で休んでるって担任が言ってたもん。ハーフとは聞いてたけど外人みたいだね♪あ、わたし青木涼子。で、こっちが…━━」
「本田鈴よ。クリスティアーノさんの名前は菜穂だったよね?」
それは2人の女の子からの声だった。
青木涼子ちゃんは茶髪のセミロングでフワリとしたパーマ。
笑顔がハンパなく可愛い。
本田鈴ちゃんは黒髪でわたしと同じくらいのロングヘア。
メガネをかけて、知的美人と言っていいと思う。
「あ、うん。クリスティアーノ菜穂って言うの。よろしくね。」
「菜穂ちゃんね♪どっか行くの??どこも行かないんだったらここ座りなよ。ちなみに菜穂ちゃんの席はあっちだよ。」
涼子ちゃんが指差したところにある机の上は教科書やプリントが山積みだった。
元は男子校だったため、男が7割を占めるこの高校。
クラスは学ランだらけだった。
ところどころにいるセーラー服。
席がわからないわたしは、とりあえずトイレに行こうと思い教室を出ようとした。
「もしかして、クリスティアーノさん?」
後ろを振り向いた瞬間に女の子の声が聞こえ、また教室の方を見た。
「やっぱり?ハーフの子がいるけど風邪で休んでるって担任が言ってたもん。ハーフとは聞いてたけど外人みたいだね♪あ、わたし青木涼子。で、こっちが…━━」
「本田鈴よ。クリスティアーノさんの名前は菜穂だったよね?」
それは2人の女の子からの声だった。
青木涼子ちゃんは茶髪のセミロングでフワリとしたパーマ。
笑顔がハンパなく可愛い。
本田鈴ちゃんは黒髪でわたしと同じくらいのロングヘア。
メガネをかけて、知的美人と言っていいと思う。
「あ、うん。クリスティアーノ菜穂って言うの。よろしくね。」
「菜穂ちゃんね♪どっか行くの??どこも行かないんだったらここ座りなよ。ちなみに菜穂ちゃんの席はあっちだよ。」
涼子ちゃんが指差したところにある机の上は教科書やプリントが山積みだった。