(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます

不安

朝起きたら横に寝ていたはずの銀ちゃんが、いなかった。




銀ちゃん何処に行ったの?



柳之助に電話をすると言っていた。




柳之助に何か言われた?




私が学校へ行く時間になっても、銀ちゃんは帰って来なかった。




私は鉄二さんに電話をした。




【真子組長は大丈夫だから心配するな、


真子は明良に学校へ送って貰いなさい。】




《銀ちゃんは鉄二さんとこにいるの?》




【嫌、多分中川さんのとこだと思うよ。】




《じゃ私も中川さんとこに行く。》




【駄目だ真子、今組長は真子に会いたくと思うから、

しばらくはそっとしといてあげなさい。】




《何で銀ちゃんは私に会いたくないの?


柳之助とバンドするから、私は銀ちゃんを守りたいから、


柳之助からの誘いを受けたんだよ。》




【真子に守られても、組長は嬉しくないんだよ。


女のおまえに守られるなんて、男として情けないんだ。


真子分かるか?】




鉄二さんの言ってる意味が分からない。








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