(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます

命の重さ

泣き疲れて寝てしまった。




私のベットに伏せて銀ちゃんも寝ていた。




夢であったらいいのに、銀ちゃんの赤ちゃんが出来たと言うのに、




生めないなんて、あまりにも酷すぎる。




神様私は罰を与えられるような悪い事しましたか?




納得いかない。




筋腫を取らずにいたら、赤ちゃんはどうなるの?




考えただけで怖くなる。




『真子目覚めた? 何か食べるか?』




私は首を左右に振った。




私が起き上がると銀ちゃんが、私の涙を手で拭ってくれた。




『真子寝ながら泣いてたのか。


真子俺も赤ちゃんはほしい。


でも赤ちゃんより真子の方が俺には大切なんだよ。


真子がいなくなったら、俺は生きて行けない。


真子が死んだら俺も死ぬよ。』




そんなの駄目だよ。




銀ちゃんが死んだらみんなが困るんだよ。




銀ちゃんを苦しめたくないけど、




赤ちゃん諦め切れない。










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