(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
「マサさん花音が寝てしまったので、良かったら部屋で話しませんか?」




マサさんが頷いた。




マンションの部屋に入り、寝室にあるヘビーベットに花音を寝かせた。




リビングのソファーに向かい合わせに座った。




『すみませんこんな所まで押し掛けてしまって。


真子さんのことがどうしても心配で、


組長も鉄二さんも何も教えてくれないし、


失礼とは思いましたが、訪ねて来てしまいました。』




「マサさんはまだ真子が好きなの?」




マサさんの顔が曇る。




『真子さんの事は今も好きですが、


好きだから思いを伝えたいとか、


自分の者にしたいとかではないんです。


俺は純を失って、真子さんが妹みたいに可愛く思えて心配なんです。


真子さんには、組長も鉄二さんもいる訳ですし、


ただ真子さんが元気が知りたいんです。』




あなたも本当にバカがつくくらいに、一途な男なんだね。




マサさんの思いは一生報われないと言うのに。









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