(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます

マサside

麻美さんありがとう、あなたの気持ちは嬉しいけど、



俺は真子さんを思い続ける事だけが、




今の俺の生き甲斐。




純が死んで俺には何もなくなった。




俺はなんの為に生きているんだろうか?




純と一緒に死んでしまいたかった。




俺は真子さんへの気持ちを封印したつもりだった。




あの屋敷も出だし、真子さんの顔を見なければ、




自然と忘れられると思った。




でも違った。




会えない事が真子さんへの気持ちを募らせる。真子さんが倒れたと聞いた時、



俺は仕事を放り出し病院へ駆けつけた。




たけど真子さんの側には、組長がいた。




当たり前の事なのに、胸が張り裂けそうになる。









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