(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
第4章

銀平side

病室に戻ると真子がいなかった。




売店にでも行ったのか?




携帯も鞄も置いてある。




俺は慌ててナースステーションに向かった。




『あら銀平さん真子さんと会いませんでしたか?


さっき真子さんが、銀平さんを探してましたよ。』




真子が俺を探しに来た。




マサと楽しそうに笑ってただろ。




何も口にしなかった真子が、マサが持って来たプリンを美味しそうに食べていた。




何でマサなんだよ。




マサは今でも真子が好き。



二人の楽しそうな姿を見たら、病室には入れなかった。




マサが優しく真子を抱き締めていた。




俺はその場にいられず、逃げたんだ。










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