(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
マサさんはとても優しい感じの人だった。




あまり話さない人だけど、マサさんに妹さんがいて、病気で亡くなった事を教えてくれた。




マサさんは私の事を真子さんと呼んだ。




私が眠る時もマサさんはずっと一緒にいてくれた。




「マサさんお仕事はいいの?」




『今日はお仕事お休みですから、大丈夫ですよ。』




なんかね、銀ちゃんもそうだけど、マサさんと話していると懐かしい気持ちになる。




私マサさんと前に会った事気がする。




「真子マサさんと会った事ある感じがする。」




『そうですか、俺の顔は何処にでもいるような顔ですからね。』




そう言う意味じゃない。




ずっと前、少し前に絶対会った事がある。




だってマサさん、私の顔を見ないで答えた。




銀ちゃんもマサさんも、真子に何か隠してる。










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