(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます

何処か遠くへ行きたい

もう病室にはいたくなかった。




誰か私をここから連れ出して。




マサさん我が儘言ってごめんなさい。




マサさんは私の望みを聞いてくれた。




海の見えるこのペンション、とっても気にいった。




この街に住んでみたい。




もう帰りたくない。




銀二さん怒ってるよね、たけどもう無理なの。




毎日が苦しい、みんなが私に気を使うのが嫌。




私はどうして記憶なくしたのだろう。




銀二さんは誰?




銀ちゃんの身内?




一緒にいると懐かしい感じになる。




たけど一緒にいるのが怖い。








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