白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~




ずっと一緒にいたのに。


いつの間に買ってくれたんだろう。





「先生!!絶対離れないもん!」




「俺も離さないよ」








石畳の上にしゃがみ込んだ私は、溢れる涙を止めようと月を見上げる。




隣にしゃがんだ先生が、ぎゅーっと抱きしめてくれる。







先生。


明日の朝食も楽しみだね。


豆腐と湯葉とお漬物の朝食だって。






先生。


明日はどこへ行こうか。


きっとまたいろんな美味しい食べ物に出会えるね。








夫婦になった私達は、今どの辺にいるんだろう。




私は妻として、先生を支えられているのかな。






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