終止符。
…最悪だ。


伯母と言っても記憶に無いんだから、初対面も同然だ。

もしかしたら、私が引き取られる事をよく思ってないかもしれないのに…。

要望があるなら…って、言われても。

言っても無駄だろうけど、家に戻って出直したい気持ちで一杯だった。


…このままずっと、伯母の家に着かなければいいのに。

頭がぼうっとしてくる。

車の窓の景色は、ただひたすらに流れて行った。


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