TREASURE ~たったひとつの宝もの~
毎日の朝
SIDE 千紗


「ちー、ちー、ちー!! 起きろッ!!」

「あと、5分ー」

「5分も寝てたら遅刻するから!」

「まじ?!」

「はい、おはよう」

「・・・おはようございます。」


みなみなさん、おはようございます

たった今、起きた田上千紗です。

ちなみに私を起こしたのは、幼なじみの井上一哉。


「なに、ぼぅっとしてんだよ、

学校遅れるぞ?」

「やば!!」

「時間、15分までに用意なー」

「早いよー!!」

・・・15分とか無理ですよ

で・もッ!!

やってみせる★

とか、言ってないで用意しよー・・・
< 11 / 27 >

この作品をシェア

pagetop