狼君と仔猫ちゃん
メロディ

 青い空、輝かしい太陽、そして始業式。………おまけに幼馴染…。




 2学期になって前と変わらない席に座るあたしとその横でたくさんの女子に囲まれてる幼馴染の高橋 涼。



 

 ハァ…。



今学期初めてのため息。どうしてあたしがため息を零すのかというと、すべての原因はこの隣の席の男。





 茶色の髪、クールな一面と優しい一面を持ち、特に女子から好かれている学校1のモテ男。できればこいつなんかと幼馴染になりたくはなかった。皆羨ましいVvっていうけど、実際には代わってほしいくらい逆に羨ましいと願う。



 まぁあたしもね?!幼馴染っていう関係じゃなかったらすっごい嬉しかったんだろうけど、流石に小・中・そして高校、クラスまで一緒となると疲れる。なにより休み時間になる度あたしの居場所が無くなるのが嫌だ。高橋のせいで。





「なーにため息なんかついてんだよ?!始業式だぜ?そんな顔してっと今学期も彼氏できねーぞ」




「う、ううるさい!高橋には関係ないでしょ!」





  誰のせいだよ~、んっとにもー…。


 なんて、こんな些細なことでも高橋と喋っていられることが嬉しかったりもする。まぁ…同時に女子からの視線も痛いけど…。




 人が落ち込んでてもあたしにだけ!お構いなしで絡んでくる。なんというかほかの女子とは違う扱いを受けている気がする。簡単にいえば女として見られてない、みたいな?






 こんなあたしでもこの関係から逃れて普通に高橋に恋したい。幼馴染という関係から脱出して、堂堂と高橋のそばにいたいんだ…。


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