【完】甘い恋愛授業
「あ、星があるよ歩くん」
「……あのさ、ゆき」
「わあ、綺麗だねー、あははー」
「……その完璧に棒読みの喋り方、やめない?」
俺がそう言うと、ゆきは真っ赤な顔をうつむかせた。
恋人つなぎの実践なので、恋人つなぎをしながらゆきと一緒に帰り道を歩く。
だけどゆきは、やっぱりと言うように体をカチコチに固まらせている。
まあ、恥ずかしがり屋のゆきだから、こうなる事は目に見えていたんだけど……。
そうしてゆきと歩いていたら、突然……
「―――でさー、駅前にできたクレープ屋、行こうよ!ね??」
「もう、仕方ないなー」