【完】甘い恋愛授業



そうゆきに言って、俺は自分のクラスの下足箱へと向かった。


そんな俺に向かって、ゆきは、



「で、でも、やっぱり早く手つなぎたいから、すぐに靴履き替えてきてほしいなぁ……なーんて」



そう言って、真っ赤な顔を隠すようにハニカムゆき。


ああ、ゆき、

それはさ、それは……



「それは、こっちのセリフだっつーの」





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