借金とりとおにごっこ!?


でもでもー
夕矢が一緒でいいことが一つ


電車に乗れる~♪

まぁ、夕矢がいるのも悪くないかな?



「歩くのおせえぞ、亀かよ」



今すぐ、帰れっ!!!



「もうっ!
そんなに急がなくても...........」

「はぁ?」

「いえ、なんでもございません」



なんか、すごく不安になってきた





朝でもかなり早かったからか、
人ももばらで電車は椅子に座れた

電車は椅子に座れるとなるとかなり快適で
この便利さを知ってしまうと
怠けてしまいそう


電車から降りると朝日が目に注ぎこまれた

そよそよと吹く風が心地よい



「で、こっからどうすんだ?」

「大丈夫!
道なら覚えてる.......かも」

「おい、それ大丈夫かよ」

「だ、大丈夫!!」



私が大丈夫といったのに
夕矢はすごく疑わしい目でこっちをみてくる


そ、そんなに私って頼りない??



でも、まぁ、一様はついてきてくれてる


それだけでもいっか





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