借金とりとおにごっこ!?
「はい、書いたよ」
「はぁ?どこにも書いてねーぞ!」
私がサインして紙を渡すと、
いきなり変なことをいいだした
「ほら、ここ。
“楠木菜乃香”
ってかいてあるでしょ?」
「あぁ、もしかしてこれか?
お前のどうしても知られたくない
秘密っていうのは」
っえ?
あれ!?
も、もしかして.....
「片凪君、私の秘密...」
「あー、知らなかった?」
「うそついてたのっ!?
もうっ!!
絶対仮彼女にはならないからね!
日本の特技使っても無駄だから!」
「日本の特技ってなんだよ...
あと、今更気付いてもおせーから」
「な、なんでっ」
な、なんか嫌な予感がする!
「お前、サインする前に
文章読まなかっただろ?」
「え?」
ピシッと紙を目の前に突き出される
私がさっきサインした紙を見ると、
上にはこんなことがかかれていた