借金とりとおにごっこ!?

雅と笑いあっていたら、
夕矢が教室に入ってきた


「はぁ、疲れた…」


その言葉通り、夕矢の顔はやつれていた

ふふふふふ
ざまーみろ!!


「あ、片凪君!!
未影と付き合ってるってほんと!?」

「あー、まーな」

「うわぁー、ほんとだったんだ!
よかったではないか、未影♪」

「雅、さっきの私の話、聞いてた?
どこがいいの!?
あんなの詐欺だよ!!
うぅ、屈辱。。。」

「お前、後で覚えとけよ」


やばいっ!!
夕矢がいること忘れてた!


「ご、ごめんなさい!
もう、いいましぇん...」

「もー、夕矢はもうっちょっと
女の子にやさしくしなよぉーー」


声のするほうを見ると、いつの間に
来ていたのか、称磨君がいた


「ほんと、仲よさそうでいいなぁ~
お二人さん、ラッブラブ~~」

「どこが!」 「どこがだよ!」

「ほらぁ~、はもった☆」

「雅ちゃんの言うとおり、
なんだかんだでラッブラブ~~」

「称磨」

「ん、なに?」

「キモイ」

「そんなにはっきりいわなくても…
確かにちょっと気持ち悪かったケド」

「未影ちゃんまでヒドイよ~」


ほんとに、ちょっと鳥肌がたった

夕矢が言ったら、もっと
気持ちわるいんだろーなぁ


あ、想像しただけで気持ち悪い




< 18 / 315 >

この作品をシェア

pagetop