借金とりとおにごっこ!?

雅に引っ張られて着いた先は
何故かトイレだった


「緋那っ!」

「うん、まかして」


2人は謎のコンタクトをとった後
何故か私を見て目を輝かせた

そして次の瞬間
いきなり髪をほどかれた


「え、な、なに!?」

「いいからじっとしてて!」


雅によく分からない道具で
顔にメイクがほどこされていく

そして緋那に髪やら制服やらをいじられる


「よし、出来たっ!」


しばらくしてからやっと開放され鏡を見る

あ、なんかちょっと自分じゃないみたい

髪はみつあみをはずしたから
緩やかにカーブされている

顔はうっすらメイクがされて
なんだか変な感じ

そしてスカートの丈が短くされている


「どう?
もっと可愛くなったでしょ??」

「うん、雅すごいよ!」

「ほんとはもうちょっと時間かけて
やりたかったんだけどね。
後は仕上げにこれ!」


そういって雅はカチューシャを取り出した


「3人でおそろいだよ♪」


そういって私に白
緋那に黒のリボンのついた
可愛いカチューシャを渡した

雅は紺色だ


「よし、じゃあ頑張って一位とるぞぉ!」

「「おぉー!!」」









< 218 / 315 >

この作品をシェア

pagetop