借金とりとおにごっこ!?

「なんでこんなとこで
お手伝いなんかしてんだよ!?」


...そ、それをいわれると…

いつも住ませてもらってる店長さんに
恩返し
じゃあ、イコール自分の家がない

ま、まずいよそれはぁぁぁ!!!


「え...と、ひまつぶし??」

「俺に聞くな」

「あ、そうだ!
妹がこの幼稚園にいるの」

「あ、そうだ!
って、あきらか嘘だろ」

ど、どうしよ....
泊まるとこがないなんて、言えなーい!







「は?
それ本気でいってんのか?」


いっちゃいました
てへっ///


「理由はもう分かったでしょ?
ほら、早く入るよ!」

「ぜってぇやだ!! 
俺は子供が苦手なんだよ!」


へぇ~
夕矢にも苦手なものがあるんだぁ(笑)


「よーするに、泊まるとこがありゃ
いいんだろ!?」

「ま、まぁ、そうなるかな?」

「幼稚園いくぐらいだったら俺の家泊まれ」

「え!?
い、いいよ!!
私、お金持ってないし...」

「お前から金なんかとるかよ」


「ってことは…ただ!?」

「あぁ」

「ほ、ほんと!?
あぁー、今、夕矢が神様にみえる」

「ただし、泊まる分だけのことは
やてもらうからな」

「あ、目の前に悪魔がいる」

「だれが悪魔だ!!!」

「ひぇぇぇー!
ご、ごめんなさい~~~~~~!!」





結局、夕矢の家に泊まることにした

正確には、住むことにした


これで、店長さんの迷惑にならずにすむ





< 23 / 315 >

この作品をシェア

pagetop