借金とりとおにごっこ!?

「聞いてどーすんだよ」

「え、あ、えと....そのぉ、
嫌いなものが入らないように…」

「どーせ、俺の嫌いなものばっかに
しようとおもってたんだろ」

「え!?
な、なんでわかったの!?!?」


あ......
私、自白しちゃってるよ…


「やっぱりな。
菜乃香は分かりやすすぎ」


そーなのかな…

あ、でもでも、
それって素直ってことだよね!?
うん、いいことじゃん♪


…って、そんなことより、
今は今日のご飯のこと考えないと!

なにがいいのかな.....


「まずかったら追い出すぞ」

「エヘン!
こう見えても小さいころから
料理とかしてたから、大得意なの!」

「じゃあ、ドジやらかすなよ」

「大丈夫!
塩と砂糖間違えないように
ちゃんと味見するから」


よし!!
追い出されないようにするぞぉ!


とはいっても、夕矢の好みなんか
全然知らないんだよね…

なにつくろーかなぁ。。。。。




よし!

ここは、普通の人なら誰でも
好きなカレーかハンバーグにしよ!




あ、でも夕矢は普通の人じゃ
ないんだった.....


ま、いいや!

文句言うなら晩御飯抜きだ!!


< 26 / 315 >

この作品をシェア

pagetop