借金とりとおにごっこ!?

「あ、夕矢は右?左?」

「....一様聞く。
一緒の部屋で寝るつもりか?」

「?....っあ、わかった!!
寝言とか歯軋り気にしてるんだね!」

「いや、そーいう意味じゃなくて…」

「どーいう意味???」

「そんなに教えて欲しいか?」


そういって、夕矢は私のいるベッドに
手をついて、顔を寄せてきた


い、息がかかってるよ!!


「や、やっぱり、教えてくれなくていい!
と、とにかく離れて!!!」


こんなに顔がまじかにあるなんて体験
初めてだから、私は耳まで真っ赤になった


「そんなに離れて欲しい?」



その言葉に、私はぶんぶんと
大きく首を縦に振った


それでも、夕矢は
離れてくれる気配がない

むしろ、もっと顔を近づけてきた


「もう!!
ほんと、いい加減離れてよ!
なにがしたいの!?」

「なにって.....キス」




そういった瞬間、唇になにか
柔らかいものが触れた。。。。。


それは3秒ぐらいで離れたけど、
なぜか離れたあとも、
暖かい温もりと柔らかい感触は残った



キ.......ス...??


これが、キス?




初めてのことに、頭が真っ白になった



    
< 30 / 315 >

この作品をシェア

pagetop