それでも愛してる2~Wheel of fortune
「あ…ごめんなさい……」
私はそそくさと離れた

どうしよ…何を話そう…

霊だの未来だの念だのの話は…絶対にやめた方がいい!

あれこれ迷って、私は素直に気持ちを伝えようと決心した

『あの…』
先に口を開いたのは正輝の方だった
『あの、まだほとんど会った事無くて、お互いの事まだ知らない事ばかりなんだけど…』

あちゃ!私が変な事ばかりし過ぎて嫌がられたかな…

『いきなり言うのもアレなんだけど……好きです!!』

良かったぁ~♪♪

『初めて会った時からずっと、ず~とあなたの事が気になってて…大好きです!付き合って下さい!!』

私は…
「私も…広野サンの事が…好き♪」
とまた抱き付きながら答えた
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