紳士的なLady
話してしまおうか、話さないでおくべきか。
悶々と悩んでいる時に、声を掛けられた。
「満原。今日俺ら日直だって」
今私は色んな事について考えて、悩んで、大変なんですけ……
ど。
目の前には、やけにキラキラしている私の悩みの種。
タイミング悪い。
目を見開いたまま、ぼうっとしている私の頭に分厚い日直日誌が置かれる。
「お前、書いとけよ」
バサッと音がしたと共に、私の中で何かが切れた。
「自分で書きなよ」
そう言って私は、架月の机に日直日誌を音を立てずに置いた。