純粋☆2
教室に戻ると美紀達がしゃべりながらまっていた。



「待たせてごめんね…」



「大丈夫だよ~ん」


ピースをして香奈が答えた。


「なら良かった~」


笑顔で答えた。



「そういえば用事なんだったん?」



香奈に聞かれてすぐに答える


「あたしの忘れ物を見つけてくれてそれを返してもらったんだよ~」


ノートとファイルを見せながらカバンにしまおうとした時に…



紙が床に落ちた。



「何だこれ~?」


夢芽が目を通すと2人も寄って来た。



[夢芽へ


いきなり手紙書いてごめんね…
ちょうどお前のノートとファイル見つけて…書いてみたくなったので
書いた事を許してくれ


この冬休みが終わると学年末になって…試験迎えて自宅学習期間になって…

卒業しちまうのか…

ふと思ったんだごめんね


夢芽とのプライベート学園生活楽しいと感じるよ


クラスの生徒ともお別れが近づいてるけど…
それも寂しいな…


いきなりの手紙ごめんな


残りの学校生活がんばれ



秋吉博人]



いきなりの手紙に嬉しくて感動している。


それを一緒に美紀達も読んでいて…


「ちょいまった…ゆめちは先生と付き合ってるの…?」


おどろいた顔で香奈にきかれる


こうなったら素直に言うしかないな…


「実はいうとそうなの…しかもね…先生は気づいてたけど…あたしは気づかなくって…従兄弟なんだって…それ知ったの付き合った後だし…」


今までの事を話した。



「そうだったんだ~教えてくれてありがとう!じゃあ帰るか」


そう言って荷物を持って学校を後にした。
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