純粋☆2
star11☆文化祭

準備

2度目のお泊りから1週間たったこと。


今週に控えた文化祭を目前に連日生徒達は遅くまで準備をしている。


「先生~!垂れ幕を一緒に巻いて下さいよぉー」


森君の声で秋吉先生が反応する。


「森!男なんだから1人で頑張れ!」


とかいいつつも手伝う先生。


「ありがとうございます」


「別に俺に礼なんていらないよそれならずっと手伝ってた副担の渡辺先生にいいなよ~」


1年の時からこの学年にいる可愛くて若い女の先生である。


「渡辺先生いつも来てくださってありがとうございます」


「いいのよ!時間がある限り来るからよろしくね」

笑顔で言っている。


「そう言えば皆月は…?」


森君が聞く。
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