放課後恋愛
「会いたくなったんだよ、どうしても。そう思ったら自然に体が動いて、気付けば紗智の家まで来てた…。」
「………。」
…私ってバカなのかな。
気になって聞いたくせに、聞いたことを後悔するなんて…。
これじゃあ、ますます鼓動が速くなる一方だよ…。
思わず、結希と繋いでいた手を離して胸元に手をあてる。
ふと視線を下に落とすと、結希が少し表情を曇らせながら私を見ていた。
「おねえちゃん、だいじょうぶ?ここがいたいの?」
自分の胸に手をあてて、心配してくれている結希に微笑んだ。