放課後恋愛

「俺は…紗智の傍で料理が出来るのを見ていてもいい?」


「なっ…何言ってんのよ!九条君もそこのソファーで休んで待っていてくれればいいから!テレビとか自由にみてもらって構わないし。」


私はアタフタしながらソファーを指差した。


傍で作ってるところなんて見られたりしたら、集中出来ないわよ…。


冗談じゃない…。


私のあまりの慌てっぷりに九条君は苦笑いしながら、ソファーへと向かった。



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