放課後恋愛

私、もっと素直になるべきだった…。


昨日も、せっかく九条君に想いを伝えられるチャンスだったんだから、お腹が鳴ろうが何しようが、ちゃんと言えば良かった……。


“私も好き”って…。


もう今さら…だよね。


苦笑いを浮かべながら、空を見上げると…キラキラと星が瞬いていた。


九条君が告白してくれた…あの夜と同じぐらい綺麗な空で…


胸がズキッと鋭く痛むのを感じた。



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