生徒会で、ヒミツの恋愛しちゃいました。



それでも、これは自分で選んだ道。


どんなに嫌な事が待っていようと、乗り越えなければ。


ベッドから降り、制服に着替える。お母さんとお父さんと会話を交わしながら朝食を取ると、あたしは学園に向かう為に、家を出た。




「やっぱり、瑞兄が隣に居ないと、テンションが上がらないなぁ…」




…一人の登校は、少し寂しい。


本当は瑞兄と一緒に行く予定だったが、生徒会の仕事があるらしく、今日は早く登校している。


あっという間に学園に到着したあたしは、生徒で埋め尽くされている校門をくぐり、教室へと向かった。




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