イジワルな先生

〜工藤side〜


「先生が好き。」


今のはなんだ…?
先生が好き?


本当に真凛が言ったのか…?



信じられなかった。
思ってたのは俺だけじゃなかったのか?


真凛も…俺のことを…



そう分かった瞬間、今まで隠してきた自分の気持ちが溢れ出した。



ぎゅっ



その瞬間、俺は真凛を抱きしめていた。


「俺も好きだ。」
< 23 / 28 >

この作品をシェア

pagetop