noise sounds
あぁ…だからか

少し前からみんな様子がおかしいと思った


これか…


「えーと…行こう」

少し恥ずかしそうに壱がいう

一緒に帰る?

なんとなく躊躇いながらも私は頷いた

多分門にはあき達が待っててくれてるはずだから

と考えながらも
壱と2人で歩く門までのたった50メートルがぎこちなくて長く感じた


ていうか気まずかった

これが私と彼、中溝壱の始まりだ
< 7 / 30 >

この作品をシェア

pagetop