春も嵐も
じゃあ、何だよ?

何の用でここにいる?

「私、あなたのことが好きになったみたい」

「…はっ?」

日本語が外国語のように聞こえたのは、俺の気のせいか?

「だから、私はあなたに恋をしたかも知れないの」

そう言って得意気に笑顔を見せたその姿に、俺は何にも言えない。

察するに、俺は恋されちゃったってこと?

この人が俺に?

藤見椎葉が俺に恋した…って、ジョーダンじゃなーいわよーう!

思わず、俺の口調がオカマのようになってしまった。
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