君の面影

｢!!!｣
｢やっぱり………｣
｢違う!!! お前はお前だ!!!｣
｢違わなくないよ!! 悠愛は慧さんの代わりなんでしょ……?｣


ドクンッ


｢だから、悠愛に何も言わない……慧さんみたいに｣
｢悠愛ッ!!!!!｣


ビクッ!


｢いち……｣
｢いい加減にしろ!!! 俺は一度だってお前をアイツと同じだなんて思ったことはねぇ!!｣
｢わかってるよ!! わかってるけど……もぅダメなの…あの頃には戻れない……｣


あの頃……??
何を言ってんだ?


｢……いち……もう、ダメなんだよ……｣


やめろ……

その先は言うなッ……


｢……別れよう…｣


突然だった

なにもかもが突然すぎた

時間が止まらないのは知っている

けど、

今は……今だけは、



＿＿＿＿トマッテホシイ