刹那恋

そのとき教室に入って来た、゛彼女゛は他の子と比べられないくらいオーラを放っていた。

目が眩んだ。

この子はクラスの中心になり、俺はただの一員になるんだと…

ただの女の子に俺は巨大な壁を感じた。

あの時の俺は鋼鐵(こうてつ)な壁を……ぶち壊してやりたかった。

ある友達がその娘に気付き浮かれた様子でほざいた、


「あの子かわいくね?wwwwwwwオーラ感ぢるんだけどぅ(爆」

俺には沿う聞こえた。お前が爆発しろ。

だが、俺はこう言った。

「俺も俺も!話しかけて来るわぁヽ(*´∀`)ノ」

ただそこから抜けたい口実と彼女と話したい一心で俺はそう振る舞った。

女子に自分から話しかけるなんて何年ぶりだろうかと考えながら耳に入ってくる友達だちのまじでぇ?(爆などという台詞を聞き流し彼女に近づいた。
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