脱出ゲーム

『脱出できなかったものは、
死ぬ。
詳しくは教室で担任の指示に従え』

「おい!ハゲ!意味わかんねえんだよ!
ざけんなよ!こんなんやるわけねえだろ!」

4組の佐伯隆志が大声を上げた。
それと同時に校長はなにやら
さっきのガードマンみたいな
SPのやつらと話している。

そのときSPが佐伯に向かって指を指した。

「佐伯隆志、お前は36秒後死ぬ」

隣のもう一人がパソコンを打っている。

「ははっ、そんなのしんじるわきゃ
ねえだろ!!!かすだねお前ら!」

佐伯は汗をかきはじめた。

「なあ、健」

「あ?」

「今8時50分20秒。
あと16秒で約束の時間だぜ」

「まじで佐伯死ぬのかよ」

訳のわからないタイムリミットの時間が
近づく。

「あと5秒よ」

藍が真剣な目で腕のモニターを眺める。












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